著作権法改正の話 2

TAGS: None

はい、カーネルです。

先日appleの発表がありましたね。
macbookproretina13inch!imac!ipad4th!ipadmini! すごいですねー。
いやはや、何とも言えない状況です。 個人的にはipad4thが欲しいです。
あと、retinaはこれからmacbookpro13inchを買おうと思っている学生さんにはいいんじゃないでしょうか。
ただ、正直、フォント以外では今のところ恩恵を授かるものはなさそうですが。。。でもフォントは重要なファクターでもあるのも事実ですよね・・・ううむ、まよう。

さて、そんな話はさておいて、著作権の話に戻ります(これ以上脱線したら絶対に帰ってこないから)
今回の改正では違法ダウンロード刑罰化が目立っていましたが、そのかげで、変わったものもあります。
僕にとっては同じぐらい重要です。
それは・・・ いわゆる「写り込み」(付随対象著作物としての利用)等に係る規定の整備 です!

いわゆる「写り込み」等に係る規定の整備については,著作権者の利益を不当に害しないような著作物等の利用であっても形式的には違法となるものについて, 著作権等の侵害とならないことを明確にするため,
利用目的や要件を一定程度包括的に定めた,以下の[1]~[4]の権利制限規定を設けております。 
[1] 付随対象著作物の利用 
[2] 検討の過程における利用 
[3] 技術の開発又は実用化のための試験の用に供するための利用 
[4] 情報通信技術を利用した情報提供の準備に必要な情報処理のための利用
(文化庁 HPより)

えー何言ってるかわかりませんw 詳しい解説は
HP(http://www.bunka.go.jp/chosakuken/24_houkaisei.html)をご覧ください。
そこをみれば、むしろ文章よりもわかりやすいです(笑

1付随対象著作物の利用
 第30条の2第1項では,写真の撮影等の方法によって著作物を創作するに当たって,当該著作物(写真等著作物)に
係る写真の撮影等の対象とする 事物等から分離することが困難であるため付随して対象となる事物等に係る他の著作物(付随対象著作物)は,
当該創作に伴って複製又は翻案することができることと規定されており,具体的には, 
・ 写真を撮影したところ,本来意図した撮影対象だけでなく,背景に小さく絵画が写り込む場合や,
・ 街角の風景をビデオ収録したところ,本来意図した収録対象だけではなく,看板やポスター等に描かれている絵画等や流れていた音楽がたまたま録り込まれる場合
が該当します。
 また,同条第2項では,複製又は翻案された付随対象著作物は,写真等著作物の利用に伴って利用することができることと規定されており,具体的には, 
・ 絵画が背景に小さく写り込んだ写真を,ブログに掲載することや, 
・ 看板やポスター等に描かれている絵画等や流れていた音楽が録り込まれた映像を,放送やインターネット送信すること
が該当します。
今まで、写真・動画・音声を録音したときに、写ってしまったものに関しては、グレーでした。 厳密に言えば、
それを放映したり、ブログなどに乗せるには許可が必要、ということになっていました。
(実際には、グレーゾーンでほとんど無視されていたと言ってもいいかもしれないが)
また、音声に至っては、BGMで何かが流れているとかなり慎重にならざるをえませんでした。 JASRACが怖いですしw
それを今回、きちんと利用しても大丈夫ということにしよう、ということになりました。
もちろん、その「写ってしまったもの」の損失にならない程度で、ということになります。 僕がいつも気にしている
「ファミレスなどで、BGMがかかった状態ではインタビューなどを録音できない」ということが解消されました。 これは本当にうれしい。
さらに、この改正にははじめから「インターネットなどでの公開送信」も含まれているので、ネットラジオでの配信もすでに考慮ずみということです。
あ、今まで通り、それをメインに録音したものを流すのはだめですよ。 例えば、後ろに流れているBGMに乗せて歌詞をいうのは、付随ではなく利用になります。
あきらかにBGMが流れているスピーカーにマイクを向けて、マイクの外でインタビューを取っていたとしても、たぶん利用になります。
この辺は少し曖昧ですが、悪用しなければ問題ない、と考えていいみたいですね。これで、後ろを気にして録音しなくてもすみます!

2検討の過程における利用
 第30条の3では,著作権者の許諾を得て,又は裁定を受けて著作物を利用しようとする者は,これらの利用についての検討の過程における利用に
供することを目的とする場合には, その必要と認められる限度において,当該著作物を利用することができることと規定されており,具体的には, 
・ 漫画のキャラクターの商品化を企画するに際し,著作権者から許諾を得る以前に,会議資料や企画書等にキャラクターを掲載する行為 
・ 映像にBGMを入れるに際し,著作権者から許諾を得る以前に,どの楽曲を用いるかを検討するために,実際に影像にあわせて楽曲を録音する行為 
・権利者不明の著作物に関し,裁定制度を利用するか否かを検討するに際し,会議資料や企画書等に著作物を掲載する行為 
が該当します。

今まで、これがだめだったことにちょっと驚きですが、もうよくなったのでよしとします。
これは例えば「〇〇キャラのキーホルダーをつくるんだ!」という企画書をつくったときに〇〇(キャラクター名)の絵を使うのは今までだめだったんですね。
ま。。。普通に使われてましたが・・・・・・ これも今回からOKになりました。
放送学科の学生はよく覚えておいた方がいいと思うよ!(←無断使用をしてた人間)

[3] 技術の開発又は実用化のための試験の用に供するための利用(第30条の4関係)
 公表された著作物を,著作物の録音・録画等の技術の開発又は実用化のための試験の用に供する場合には, その必要と認められる限度において,
利用することができることとされました。
[4] 情報通信技術を利用した情報提供の準備に必要な情報処理のための利用(第47条の9関係)
 著作物を,情報通信の技術を利用する方法により情報を提供する場合であって,当該提供を円滑かつ効率的に行うための準備に必要な電子計算機による情報処理を行うときは,
その必要と認められる限度において,記録媒体への記録又は翻案ができることとされました。

これは一般の人には関係ないことだと思います。 今までテスト用に映像や音楽を流すことは一応行けないこと(利用の許可が必要)になっていたのが、
ちゃんとOKになったという話ですね。 ううむ、これがだめだったとは。。。って感じw
どーでもいいことですけど、PAさんがよくテストで使っているのはEnglishman In YewYorkって曲がおおい気がしてます。

こんな感じです。 あと、国会図書館の書物をデジタルで保存、配信する法改正も行われました。
今アメリカなどで、国会の本をデジタル保存する流れがあって、日本でもgoogleと協力して保存かしていく流れができるんでしょう。
絶版になった本をネットで配信(限定で配信する)する作りも出来上がっていくらしいです。
できれば日本の企業も乗り出してほしいですが。。。やはりこういうのは、ネットのアドセンス収益があるgoogleのつよさなのでしょうか。

今回もながくなったなーw

 

追記
macで書いたら、改行が全部消えてしまって、何度も改行し直すはめになり、公開が遅れました(涙


© 2009 . All Rights Reserved.

This blog is powered by Wordpress and Magatheme by Bryan Helmig.