高校生活を振返って
修学旅行編 そのB

 三日目です。

今日は選択体験学習。

午前
 ドラゴンボート&ウイングツー
 はての浜上陸グラスボートツアー
 釣体験
 サイクリング
 沖縄料理教室(郷土料理)
 観光タクシー
 久米島の歴史と自然探索ツアー

午後
 スノーケリング
 はての浜上陸グラスボートツアー
 イノー散策
 沖縄料理教室(おやつ)
 三味線教室
 やちむん教室
 観光タクシー
 久米島の歴史と自然探索ツアー

 このなかから午前午後各一つづつ選択。

僕は午前:ドラゴンボート&ウイングツー、午後:イノー散策を選択。

他のものに関しては放置プレイ。

とりあえず、覚えているものだけ一言感想を言っておきましょう。

グラスボート
 すごい綺麗だったらしい。はての浜というのは要は砂だけの島のこと…らしい。
グラスボートは実は昔から乗ってみたい物だったので選ばなかったのは非常に残念。
今度久米島行ったときはぜひ行ってみたい。

釣体験
 つれなかったらしいよ、結構な人が。
そりゃそうだろうなぁ……たしかキャプテンがそうじゃなかったかな。
もちろん彼も釣果なし。

サイクリング
 もちろん我らが会長が挑んだこの体験学習。
彼はこんなコメントを残している。「自転車が悪い
さすがチャリ愛好家の会長だ。自転車はいわゆる普通のママチャリ(サビサビ)でした。
でも内容は良かったらしいよ。そうだろうなぁ・・・僕もバイクで走りたい。

観光タクシー
 久米島が誇るタクシードライバーの方々が久米島を案内してくれるという魅惑の選択肢
後半クラスは五人だけど。(ちなみに前半クラスは10人)
事前に選択するときの資料には
満面の笑みのおじさん方が6人ぐらい名前付きで写真で紹介されていました
実際は二台しかこなかったらしいですよ。しかも普通のタクシー。
しかし、どうやって生活しているのでしょう、久米島でタクシードライバーって……



 さて、いいかげん僕の話をしないと。

ドラゴンボートというのは別名バナナボートといわれ、

確かMOMAの修学旅行でもやっていたような。

要はビニール製の棒状の浮き輪につかまり、それをボートで引く、というもの。

かなりの人数が乗れるようになっていて、確か10人ぐらい乗ったような気がします。

ウイングツーは同じように浮きわに乗ってボートで引くものですが、

かなり小さく、四人乗りだったはず。

その日の久米島は晴天、気温も20度を超えていました。

すぐ近くの砂浜で行う為、最後までホテルに残っていました(他の人たちは慌ただしく出て行った)

海水パンツをはいて、Tシャツを着て砂浜に。

いやぁ、普段水着なんて着ないので(おおよそ2年以上振り)恥ずかしいです。

下半身の毛濃いですし。

まあ、体育の時間は半ズボンでいつもみせているんですけどね。

 さて、まずはドラゴンボートの説明を受けまして、ライフジャケットの着用とのことでした。

人数もあまり多くないので全員切ることができました(多分)

ま、お約束といえばお約束なんですけど、




























ライフジャケットが着れませんでした

仕方ないので前のストッパーをオープンしてライフジャケット



















まさにデブの理想の絵の完成








_l ̄l○










……べつに死ななきゃどうでもいいけど(笑)






 さて、開始。

十人ぐらいがバナナボートに乗ってジェットボートで引き始めました。

なんで解説しているかって?

いや、やっぱり最初はやる気のある男子がのるわけで、僕はもちろん最後の方ですよ。

そんなわけで僕の番。

なぜかこのドラゴンボートは男子ばっかり(理系クラスのため)だったのですが、

女子と一緒に乗る事に。

「え、いいことじゃん」と思う無かれ

実際、こういうときは男子とわいわいやるほうが楽しいのです。

ついでに「なんか女子に悪いなぁ」という被害妄想も発生。いまいちノれません。



 とにかく、発車。

いきなりの加速に身体が後ろに持っていかれます。

スピード的にはたいした事ないのでしょうが(この時期まだバイクにはのっていない)

水上での加速はほとんどはじめて。やはり慣れません。

そしてボートがカーブし始めました。

「わぁぁぁぁ」「きゃぁぁぁぁ!!」狂喜する乗員。

どぼーん!!

ドボーン!!

何人かが落ちました。

おいしいなぁあれ、泳げるかどうかの確認ってしたっけ……

さすがにおよげなかったらたいへんだよな…

わぁぁ!!そんなこといっている場合じゃねぇ…!!

グルグルまわされ、かなり大変な状態になって陸に上がりました。





 その後、二週目をやってもらい、時間が余ったのでウイングツーも体験する事に。

これは大きな浮き輪に四人乗って、またもやボートで引くという物です。

ドラゴンボートと違って、四人乗りのためスピードがかなり出ます。

しかも、四人がお互いに背をむけて座る形になる為、

逆向きになる人も。

車酔いする人にはかなりきついと思われます。

せっかく綺麗な沖縄の海が○ロまみれに…

ぼくはどうやら大丈夫みたいで、スピードを楽しむ事が出来ました。







 その後、時間がかなりあまったので自由時間ということになりました。

しかし涼しすぎ。水の中はかなり寒かったです。

ということで皆は砂遊びや波打ち際で遊んだりしていました。

しかし、数人は海へ行きました。

まずは僕。

そして、AくんとIくん。

そしてTさん。

この四人ぐらいです、海に入ったのは。

だって寒いから。

そこで問題になってくるのは、このAさんとTさんが付き合っているということ。

そしてI君はこの二人と仲がいいので、普通にあそんでいます。

残るデブはひたすら泳いでいましたとさ

はしゃぐ三人。

もぐる僕。

お互いに水を掛け合って「つめたいよ〜」と笑いあうカップル(とその友達)。

もぐるデブ。

「もう少し深い所へいこうよ」とおくの方へ泳いでいくカップル(とその友達)。

珊瑚のかけらを見つけるデブ。

「綺麗だね」といって感動を分かち合うカップル(とその友達)。

もぐっていたら魚を発見。はまの方にいる友達に「魚がいるよ〜!!」と子供のように報告するデブ。

「寒くない?」「うん…大丈夫…」と心配しあうカップル(とその友達)(推定)

先生に「いいかげん出なさ〜い!!」といわれる高校生デブ。
















ふぅ。










結局時間いっぱいまで泳いでいました。

三人も最後の方まで泳いでいました。

僕はひたすらもぐって「魚いないかなぁ」とか「珊瑚のかけらでもないかなぁ。」なんていっていました。

友達はだれも着いてきませんでした。

いいんですよ、一人で海を満喫しました。カップルなんて見えません。みえませんとも。

でも、ゴーグルを家(さいたまの)に忘れて大変でした








 午後です。

僕の午後の予定はイノー散策。

イノーというのは浅瀬です、たしか。

潮が引くと現れる、岩がそのまま出ている浅瀬でした。

参加した男子は僕一人。のこりは女子が数人。

イノーを地元のおじちゃん(たしかどこかの博物館の職員)が生き物の説明をしてくれました。

そこにはヒトデやナマコ、カニ、ウニなどがいました。

残されたのでしょうか、ちいさな魚やウツボがいました。

 また、そこには畳石という奇岩郡がありました。

畳石というのは

「五角形や六角形の岩が白い砂浜に敷き詰められたように並んでおり、

 あたかも巨大な亀の甲羅のように見えることから呼ばれています」

だそうです。

ガメラの甲羅はああなっているのでしょうか?(笑)


 そのあと、「久米島ウミガメ館」に行きました。

まぁ読んで字の如く、ウミガメの博物館です。

そこではがいたり

ウミガメがいたり

ウミガメがいたり

ウミガメのことがかいてあったり

なぜか貝類が展示されていたり

ウミガメがいたり

ウミガメシアターがあったり

ウミガメがいたり

子ガメがいたり

ウミガメがいたりします。

僕は亀好きなので非常にたのしい博物館でした。

ウミガメは絶滅の危機にさらされています。

僕は自分では海にゴミを捨てないようにしていますが、

そんな僕でもたぶん自然を汚しています。

僕はいったい何ができるのでしょうか…






 あ、あと、Q&AコーナーにPCで問題に挑戦する場所があったのですが、

そこでウミガメ博士に認定されました

うれしい。






ちなみに写真はコレ。






 ホテルに帰ると他の皆も帰ってきているみたいです。

聞いてみると…

・釣りはほとんどの人が釣れなかったらしい。

・スノーケリングは非常にきれいだったらしい。

・食べ物関係は結構うまかったらしい。

だそうです。



さて、夕食まで時間があるので皆でサッカーをやり始めました。

そこは男子クラス、皆熱中します。

他のクラスの男子も混じってきました。







 そんななか、なぜかわかりませんが、


相撲を取り始める俺とIくん













僕の勝ち。







 そして、次はTちゃんと俺。








 盛り上がって上半身裸になる二人









 ……いいかげん引きはじめた周り。








僕とTちゃんのキモい絵友情の相撲は続く。







 そんなこんなで夜御飯。

たしか、外で立食式だったような。

あまり覚えていません。

だって相撲で疲れてそれどころじゃ(略)









 ちょこちょこ話をして、20時ごろ部屋にかえる。

部屋には三人の男。

僕、キャプテン、Y。

昨日と同じ三人です。

お互いに今日なにをしていたか少し話をして…

話をして……

話を……

はな……

……

…すぅ…すぅ…































ガバッ!!






あ、朝だ……















修学旅行の夜って、恋の話とか

好きな人の話とか

恋愛の話とか

愛の話とか

恋人の話とかしましたよね?















僕の部屋の人たち

答え:いいえ、ねてました。
















 ……まぁいいけどね。

そんなわけで三日目終了。

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