高校生活を振り返って。
第六回 私生活編 遅刻・欠席について
前回シリアスに耐え切れず、笑いに走った僕ですが、今回私生活に焦点を当て、話をします。
今回は僕の高校生活の最大の問題である「遅刻、欠席について」です。
もともと中学校の頃から遅刻癖はありました。
ですが、あったといってもたいていは一時間目どころか読書の時間
(僕が行っていた中学校には朝の会の後にあったのです)にはついていました。
偶に二時間目からというのはあっても、たいていが時間内に到着していたし、遅刻も週に一回ぐらいでした。
(というのも学校まで走って五分ぐらいなので「チャイムがうちの中で聞こえるとヤバイ」というものでしたが)
塾での遅刻癖は相当なものでした。
遅刻していかない日はない、というのが普通ですから。
普通に行くとみんなが不思議がるなんてことも。
なんせ7:15にはじまるのに、7:20に家を出るのですから。そりゃ間に合いません。
でも、休みはしませんでした。何故か。
もしかしたら、この時から高校で遅刻する原形があったのかもしれません。
で、高校に入ります。
最初の一ヶ月ぐらいはよかったのです。が、一年時のGWが終わったあたりに事件が起こりました。
私はGWが終わった後、なんと一週間半休みました。
理由?そんなものありません。
いじめられたりとか何かが嫌になったということもありません。
ただ行かなかったのです。理由もわからず、
「なんとなく行く気がしない」というだけでまったく行きませんでした。
実は最初の一日目は本当に体調が悪く、遅刻していく予定だったのが延びて休んだのです。
ですが、残りの日は何の理由もなく休んでいました。
親には「調子が悪い」「お腹が痛い」などと言っていました。
嘘ではありません。朝は確かに調子が悪いのですから。
親も親で「高校は行ったばっかりだからしょうがないのかも」と思ったのかはしりませんが
とくに何も言わなかったのです。とはいっても最後の方はバンバン言ってきましたけどね。
五月病という言葉があります。
社会人になったばっかりの人が五月ぐらい(入ってから一ヶ月ぐらい)で急に会社に行きたくなくなる、
というものです。(たしか)
もしかしたらそんな物だったのかもしれませんね。今考えてもよく分からないことです。
一応医者の方にも行きましたが「過敏性大腸炎」、
つまりただストレスかなんかじゃないか、という曖昧なものでした。
この「一週間休み事件」はクラスのほうではかなり驚きのものだったらしいです。
担任のO先生は「クラスメイトがなにかやったのではないか?」とHRをひらいたり、
クラスメイトは心配して僕にメールを送ったりしてくれました。
後に触れますが、僕は一年の時のクラスでちょっと目立った人間でした。
目立った人間からはマイナスが生まれます。
ですが、そんなものを感じる神経を持ちあわせていませんでしたし(爆)
だれもそんなことを僕に言ってはきませんでした(当然といえば当然ですが)
その事が先生に心配させてしまったのでしょう。
ついにHRが開かれた、というものだと思います。
もともとO先生は優しく、心配性な先生ですから(結構ボケますが)
ですがクラスメイトのせいでも、だれのせいでもないので
何の問題の解決にもならなかったですが(結果だけ言えば)、
メールを送ってくれた友達には感謝しています。
そのメールがなければもう一週間は休んでいたでしょう。
みんなに心配させてまで休む理由がない、というのも学校に行き始めた理由の一つですから。
さて、そんなわけで開かれた僕とは関係なく僕がテーマなHRですが、
このとき僕とは関係ない僕のことで事件(?)がおきました。
それは・・・・・・なんと僕が被害者になったことです。
ひがいしゃ[被害者] 他人の不法行為によって権利の侵害を受けたもの⇔加害者
[広辞林 第五版]
そう、加害者が出てきたんです、クラスから。
HRが終わったあとクラスメイトのOさんとMさんがO先生に
「自分達がいじめたのかもしれない」と言い出したそうなのです。
そもそもこの二人、僕と同じ弓道部なのですが、
どうやら僕をいじめていた(というよりからかっていた)そうです。
僕がそれを気にして学校を不登校になったのでは、と心配したそうなのです。
たしかに、そんな感じはしていたのですが・・・・・・
というかですね・・・・・・・・
・・・・・・え〜っと・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
自分的にはなんの被害者的考えを持たなかったんですけどね。
・・・・・・ハッハッハッ(笑うしかない)
まあ、心配しているお二人には悪いのですが、
そもそもいじめられていたなんて微塵も考えてなかったのですよ。
っていうか逆に「なんかよく話してくる人たちだなぁ」とか思ってたりもしたんですよ。
まあ、それ以上それ以下考えたこともなかったのですが(あまり弓道をやっていない人たちだったので)
確かにちょっと視線が痛い時もありましたし、
今落ち着いて考えるといろいろあったような気がします。
ちょっといじめられていたのかなぁ、なんて思うこともありましたが・・・・・・
そもそも僕は前日何があったかすら忘れる男ですから。
昨日のストレスを次の日に持ち込むことが難しいんですよ、僕的には。
(勉強面&寝不足を除く)
ま、懐が深い男とでもいってくださいな。ハッハッハッ。
(別名 何も考えていない男。)
とにかく、その二人は僕をいじめていたらしいですよ。
ということは僕は被害者じゃないですか。やはりここは示談とかやった方がいいんでかね(笑)
ぼくが帰ってきた(?)あと、この二人は僕とあまり話さなくなってしまいましたね。
その後結局弓道部にもこなくなってしまいました。あ〜あ。
そんなわけで、みんなに迷惑をかけてやっとなおった五月病。
しかし、この後も遅刻回数はどんどん稼いでいきます。
一年生の最後には家庭科は後四時間とか、ライティングはぎりぎりとかでした。
二年生になってもまったく治りません。
先生方も半諦めになっていきました。ですが、二年生は結局ぎりぎりでクリアしました。
三年生になってからはやったりやらなかったりでなんかクリアできていたようです。
「遅刻」いつのまにか僕は学校の時間が守れなくなってしまいました。
理由は分かりません。時間にルーズなことにプラスはありません。
その事は分かっていますし、他のことに関してはそれほどひどい遅刻というのはこの頃しなくなりました。
高校生になって、休みの回数自体はあまりおおくはありません
(とはいっても普通の高校生に比べたら多いですが)遅刻は全体の9割に達してもおかしくない状況です。
なぜこんなにしたのか?それは今の僕にもわかりませんし、なぜするのか、についてわかりません。
高校まで30分弱。この時間がいやだとは思っていません。じゃあ、何故?
・・・・・・不明ですね。僕が完全に時間を守る男になった時わかるかも知れません。
高校の遅刻回数というのはやっぱり一生のこるものです。
この傷が僕の人生をどうするのか、それは神のみが知ることです。
追記
結局シリアスになりきっていない僕がいる・・・・・・・・・・・・はぁ・・・・・・(苦笑)