ドラえもん
のび太のパラレル西遊記

ドラえもん強化期間。
第一弾はパラレル西遊記。

 ドラえもん強化期間に入りましたので、映画のレビューでも。

なぜ比較的マイナーなこの作品かというと、映画をみたことがあり、

さらにフィルムブックがある為事細かに説明できるからです。



 さて、今回のこの作品、ドラえもんの映画としては第9作目になります。

今作は名前にもある通り、「西遊記」をパロディ化してます。

物語は・・・

新入生歓迎会の出し物として西遊記をやることになったのび太君のクラス。

のび太君は自分が孫悟空役をできないことに納得が行かず、

「一番孫悟空にそっくりな人がやるべきだよ」という。

いる訳ない、という周りを尻目に、過去の中国に確認しに行くのび太。

そこで、のび太は自分そっくりの孫悟空を目撃する。

「やっぱりいたんだ!しかも自分そっくり!」のび太はみんなに報告しに行く。

「本当にいたんだよ!!」みんなで過去にいくことに。

しかし、みつからない。

ドラえもんは体感ゲーム機「ヒーローマシン」をつかってのび太君を孫悟空に仕立て上げ

みんなにみせてごまかそうとする。

でも、失敗。現在に戻って、ヒーローマシンで「西遊記」を遊ぶ事に。

しかし、なぜかゲームには敵が現れない。

不思議に思ったがその日はお開きに。

次の日、学校に行くと、西遊記の物語が変わっている事に気付く。

なんと、三蔵法師が食べられて人間が滅びるという物語だった。

「おかしいよ!!」と訴えるが「おまえ等の方がおかしい!!」と先生が怪物化。

にげだす四人。

「過去に行ってからおかしい」とドラえもんとしらべると、

なんと世界は妖怪に支配されていた。

過去に行ったときにヒーローマシンの中で敵として表れる妖怪たちが現実世界に出て

三蔵法師を食べ、世界を支配し、歴史を変狂わせてしまったのだ。

ドラえもん達は妖怪たちを倒し、パラレルワールドを元に戻す為に「西遊記」世界へ旅立った。






 ・・・・・・とまあ、これが前半部分ですかね。

昔の映画なので少し細かく書いてみました。

(加えて、僕の国語力不足が文章を長文化)

この映画の見所、それはやはり「西遊記」と「現実」と「ドラえもん」の共演でしょう。

「西遊記」の妖怪達、「現実」の三蔵法師、そして「ドラえもん」。

三蔵法師かなりごついです。最遊記のを想像するときついです。

たくましい理由は、

1300年も前に壮大な旅をした旅行家だからたくましいはず、というものらしいです。

また、戦闘シーンがおおいのも印象的です。

とくに、最後の巨大な牛魔王と孫悟空のび太との戦いは圧巻。

キーパーソンはリンレイという三蔵法師のお付き。

最後にどんでん返しです。定番だけど。

エンディング、元に戻った世界と

それぞれの母親にあまえるのびた君たちは感動を呼びます。




 いろいろありますが、面白い作品だと思います。

昔のドラえもんは戦闘シーンがあり、みている側がハラハラするような素晴らしい作品だと思います。

今作では、リンレイというキャラクターが羅刹女(妖怪No,2)の息子、ということで、

最初は三蔵法師へのスパイ、そして、最後三蔵法師を助ける事を選びます。

最後妖怪がすべて死ぬ(機能停止)ことにより、リンレイが選ぶ道というものは

大人がみても考えさせられるものがあると思います。

また、ドラえもん達がそれぞれの母親を助ける為に過去に旅立つのですが、

普段嫌がっていても心の奥底では母親を愛する子供心が描かれていて、

最後、戻った母親に甘える子供たちの絵は本当に感動できます。

ちょっと西遊記と照らし合わせると変だ、とか

ドラえもんが本来ありえない過去への干渉をしてしまうなどの細かい点はおいておきましょう。

いい作品だと思います。また、改めて画面でみたいですね。

ちなみに、脚本はもとひら了氏なのですが、脇役「モトヒラ君」として出演。

モトヒラ君はクラスの「西遊記」の脚本家です。

・・・・・・そのままです。

 ついでにいうと、何故かこの作品のなかでのみ、スネ夫が蝶ネクタイを付けています。

普段はあまりつけないのに・・・・
















 また、↑にも書いてありますが、今回、先生が怪物化します。


先生
















先生・・・?

















先生!?

 こんな感じです。

 たぶん、先生の教員人生史上初でしょう。

妖怪化する先生ぬー○ーより前にいた事にびっくりです。

この先生の口から「俺の生徒に手を出すな!!」が聞けなくて残念です。



俺的総合評価 ★★★★☆ ドラ映画でもかなり上位。
ジャイアン活躍度 ★★★☆☆ 今回あまりおいしい役ではないです。
しずかちゃんヌード度 ★★☆☆☆ わずかながら魅せてます。
うっかりドラ度 ★★★★★ 歴史かえちゃってます。(致命的に)
オススメ度 ★★★★☆ 久々にドラえもんの映画を見てみては?

おまけ。



















出来杉君の本性鬼出来杉君
君はしずかちゃんのことをこうおもっていたのか!?






















鬼婆鬼ママ
実際に生えてます。
マジデコワイ。

戻る