ポケットモンスター ルビー

昨日やっと殿堂入りしました・・・
・・・長かった・・・
(途中ほったらかしにしていた為)

 1995年に発売され大ヒットとなったポケットモンスター。
その第三世代目である所の「ルビー・サファイア」。
ポケモン自体のソフトはすでに9作品出ています。(ポケモンスタジアム、ピンボール等を除く)
(ポケットモンスター赤、緑、青、黄(ピカチュウ)、金、銀、クリスタル、ルビー、サファイア)
 実はわたくしカーネルはなにを隠そう、この9本中8本をプレイしたことがあります!
一本だけ除いているのは最新作のサファイア。さすがに手が出ませんでした。
ちなみに、ポケモンスタジアム、ポケモンピンボール、ピカチュウ、ポケモンスナップもプレイ済み。

 さて、そんなポケモントレーナー(?)な私が今回プレイしたのはポケットモンスター ルビー。
プレイして見てびっくり。
なんど今回、あのオーキドはかせが見当たりません!
リストラか?それとももうすでにこの世の人では・・・もうジジイだったし・・・

 実は(前回もそうだったのですが)第一世代で有名だったカントー地方ではなく
また第二世代で舞台だったジョウト地方でもない新しい地方、ホウエン地方に舞台の場を移したのです。
今回は前作と違い、カントーの方には行けないのでオーキドはかせは影も形もありません。
(ポケモン初心者の君たちに説明しておくと実は第二世代ではジョウト地方がメインだったのですが、
 なんと殿堂入り後はカントー地方にもいくことが可能だったのです)
そういう設定もあってか、前回は第一世代の151種類に101種類を足した全252種類だったのに対し、
今回は全200匹と数がダウン。ついにリストラの嵐はポケモンにまで・・・
カントウにはいてもホウエン地方には居ない、という設定でした。
そのため新作のポケモンがバンバン登場しています。というか昔のポケモンの方が少ない。
 また、大きな違いとしては、ダブルバトル形式というものも。
これは2vs2というまあ、そのままなのですが、ダブルバトル用の技とかがありなかなかおもしろい。
また、コンテストという美しさを競う勝負があったり、属性が追加されたりしています。

 やってみての感想ですが・・・
けっこう面白いです。何だかんだいってもあのポケモンのシステム自体が結構面白いものである上、
新たに追加した要素等も魅力です。ストーリーも悪くないし。
また点字の使うなど結構頭をつかうことも。いい意味で洗練されていて、
やっている方としてもなかなか引き込まれます。
 しかしながら昔からやっているポケモンファンとしては
やっぱり大部分のポケモンをカットされたことはやはり面白くない。
新作が出るのはいいが一所懸命「ピカチュウ、カイリュー、ヤドラン・・・」とポケモンを覚えたのに
これだけしか出てこないというのはちょっと・・・
また前回は「何とカントーも行けます」ということでかなりびっくりしたものだが、
それに比べて、ホウエンだけというのはちょっとせまいような気がします。
確かにそのなかに充実していますよ、というのもわからなくはないが・・・
 また今回はゲーム内でも時間が流れていて、現実と同じように時間が経ちます。
このことによって「夜にならなきゃ出てこない」とか「三日後に開催する」など、
結構楽しいシステムなんですが、これは新要素の一つである「木の実(アイテムの一つ)を育てる」
というものともリンクしていて、しばらくほおって置くとなんと木の実を育てていた
木が枯れてしまう、なんていうことも起きてしまいましたが・・・・・・
 グラフィックはやはりGBAといった所。
すごくきれいという訳ではないが、シンプルにしてグッドな感じ(なんだそりゃ)。
やっぱりポケモンはあの後ろから見る画面でないとね・・・

 なんだかんだ言いながらも実はもう50時間もやっている私。
それをいっちゃうとおしまいなんですけどねぇ・・・・
 とにかく、ポケモンの続きとしてみるならばちょっと期待外れ、なゲームですが、
そのゲーム単体でみるとかなり面白いです。
やっぱり「ポケットモンスター」を最初から見ていると昔の方に愛着が湧いてしまうんでしょうかねぇ・・・
もう僕も若くないなぁ・・・・・・

 ここでどうでもいい雑談を一つ。有名な話だから知っているかもしれませんが。
発売当初から幻のポケモンとして有名だった151匹目のポケモン「ミュウ」。
実はこれ、ほんとうはないはずだったんですよ。本当に。
それもそのはず、なんと制作元のゲームフリークの人もしらなかったんですから。
150匹目のポケモンミュウツー。
このポケモンの名前から「ミュウ」のニ体目(二代目?)ではないか、というのはありました。
事実、制作側にもミュウとミュウツーに関するストーリーがあったんだそうです、頭の中では。
しかし、すでにデーター容量はいっぱい。このストーリーはボツになったそうです。
そして最強のポケモンとしてミュウツーが最後に登場する、という展開のみ残りました。
 そこでミュウツーの元とたったのがミュウというのはもうすでに知られていることですが、
ゲームのプログラマーはこのミュウのデーターが惜しくなり、
でられなくてもいいからなんとかソフトのなかにだけは残したい、ということになったそうです。
そこでそのプログラマーさんが目をつけたのが
ゲームの発売前テスト用のプログラムに使っていた容量部分。
ここは発売前のテスト段階ではデーターがあるのですが、
製造(量産)される時には消されてしまうそうなんです。
このテストが終了し、そのプログラムが消された部分に
なんとプログラマーさんは無断で「ミュウ」のデーターを入れてしまったのです。
しかしながら、「ミュウがでてくる」というプログラムが存在しない為、
ミュウは登場するはずのないポケモンでした。
また、ミュウが登場しない限り「ポケモン図鑑」事体もまったく動かないはずでした。
 ・・・・ところが。
 発売されてから一年ぐらいたったころからコロコロコミックや任天堂の方に
「ミュウという見知らぬポケモンがでてきている」という報告が寄せられてきました。
しかし、制作側すらも知らない
(この時点では制作側も報告を受けておらず、プログラマーのみが知っていた・・・ということになっている)
のでなんの反応も起こせずそこで始めてミュウがゲームの中に入っていることをしったのです。
このことはゲーム史上非常にまれなことでもあり、また常識的なことでもあった為
(ゲームバランス等を考えてでなくなるキャラクター等は結構いるらしいです)
すぐに「ミュウは登場しない」というプログラムを入れた改良版(いわゆるVer,1,‐というやつ)を出しました。
いままでのものにミュウが出てきてしまった理由は、
いくら「ミュウが出てくる」というプログラムがないとはいえ、
バグやその他の制作側が予想できなかったところで「ミュウが出てくる」プログラムのフラッグが
たってしまう場合(フラッグがたつ、というのは言い換えるなら出現条件が揃うということです)
が低確率とはいえ起きてしまったからです。
そこで制作側は「ミュウがでてこない」プログラムをつくり絶対に出ないようにしたのです。
しかし一度でてしまったものをなくすことはあまりにも難しく、対応に困っていました。
そこでコロコロコミック側が提案したのが・・・「コロコロコミックでプレゼントしてみては?」
そんなわけできまってしまったミュウプレゼント。20名限定ということでしたが、
なんとその月にはなんと数万通の便りが届いたのです。
その次の月にも募集した所、更に数万通が。
そんな状態が三ヶ月続きました。
そこでコロコロコミックが更に提案したのが「ゲームショウで配ろう」
 こうしてミュウは日の目をみることになったのです。
無断で紛れこましたプログラマーの人もいまもちゃんとゲームフリークで働いているそうです。

 僕も小さい頃、友達がミュウを裏技を繰り返して手に入れたのを覚えていますね。
やっとのことでミュウを手に入れた彼ですが、なんと裏技をやり過ぎたせいなのか、
その主人公は周りを謎の壁(用はバグ)で覆われていて一歩も動くことができない状態になっていました。
しかし主人公はスタートボタンを押してのアクションは取れる為、
スタートボタンをおしてポケモン図鑑をだして
「これがミュウだぜ!すごいだろ〜!?」といってみしてくれました。
もちろんその後ちゃんとレポートを書いて(セーブをして)消していましたが・・・
僕的には「なにもそこまでやらなくても・・・」というのが感想でしたね・・・
そのご他の人からミュウのデーターはちゃんといただきました。
(この人は↑に書いたゲームショウに行ってきた人からもらったそうです)
もちろん、彼の主人公は自由に世界を飛びまわっていましたよ、ええ。

俺的総合評価    ★★★★☆
ゲームのやりやすさ ★★★★☆
期待裏切られた度  ★★★★★
やり込み度      ★★★☆☆
オススメ度      ★★★☆☆
一言
やっぱりオレももう若くない・・・・・・

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