RZ250R
ver.1,1

私の新しい恋人。
なんと僕と二歳しか変わりません（涙）
RZシリーズ最終作。

　さて、今回は久しぶりにバイクのレビューです。
RZ。YAMAHAが作った名車です。
もともとRZが始めて作られた時、まだフルカウルが解禁されていませんでした。
いまはもうかなりの種類にカウルがついていますし、付けるのも自由なのです。
しかし昔はすべてのバイクがネイキッド（ライトがむき出し）タイプでした。
スポーツバイクもその中にもちろん入っていました。
　そんな中作られた2stスポーツバイク、それがRZでした。
YAMAHAが自信を持って世に送り出し、それにこたえたのか大ヒットしました。
軽い車重、パワーのあるエンジン、バランスの取れたボディ。
そして、その名車RZの開発当初から考えられていたYPVS。
それを積んだのがRZ250Rです。
初期RZ250Rにはビキニカウルがついていましたが、
83年のマイナーチェンジで外され、85年のマイナーチェンジで外装が変わりました。
　RZの欠点を見直し、またYPVSにより全体的にパワーアップしたエンジンを積んだ
まさに最速のRZ。
しかし、時代はすでに｢レーサーレプニカ」を生み出していたのです。
NSR、TZR･･･・・・レーサーに限りなく近いバイクとの戦闘力の差はかなり大きいものでした。
そのため、旧RZにくらべると販売車数も少ないです。人気もいまいちでした。
しかし、能力は必要充分にたかく、むしろ、レーサーレプニカより扱いやすいとも言えるでしょう。
個人の好みもあるでしょうが、今でもファンは多いです。
ちなみにRZ250時代からRZ350(エンジンが350cc)が存在し、
もちろんRZ250R、RZ250RRにも350ｃｃ版が存在します。
また、ＲＺの後継機としてＲ1-Ｚという車体も発売されました。(今は全て絶版)

　さて、そんなぼくのRZ250R。
なんと僕と二歳しか変わりません(爆)
御年17歳。もう結構なお歳ですね。
しかし、走行距離はあまりいっていないので
十分に走ります。もともと僕は攻めたりはあまりしませんし。
メンテナンスをちゃんとしていればあと2万キロは走るでしょう。

　潜在能力は僕には使いこなせないぐらい高いです。
たしかにちょっとタイヤが細いのがきになりますが
NS-1に乗っていた僕からすれば充分といえば充分です（笑）
　やはり古いバイク。今のバイクと比べるとやはり差は歴前です。
　なにより違うのがブレーキ。
今ついているホースはノーマルなのですが、ブレーキがまったく利きません。
そもそも昔のバイクほどステンレスホースの重要性が上がります。
今のバイクはステンレスホースにしても大きな違いはうまれないようです。
　また、直進中に両手を離してみると、ハンドルがかなりゆれます。
これはもともバイクのフロントタイヤというものは左右に小刻みに震えていて、
今のバイクはそれを押さえている為あまりゆれませんが、
昔のバイクはどうやらゆれるようです。
　また、フォークが柔らかい為、オイルを硬くする必要があると思います。
同じ理由でカーブ性能もあまり高くないといえるでしょう。
　セパレートハンドルの為どうしても疲れてしまうのでツーリング性は低いかもしれません。
が、これまたNS-1に乗っていた僕には十分です（笑）
背が大きい僕にとってはそれほど苦痛には感じません。
　タンデム能力は、2stスポーツと考えれば非常に楽だとおもいます。
シート幅が大きい為、後ろの人も乗っていてそれほど疲れないようです。
ただ、運転を気を付けないと後ろの人が簡単に酔ってしまいますけど(笑)
　整備性はちょっとわるいです(ヤマハならでは)。
RZのころはセンタースタンドがあったのですが
RZ-Rになってからはなぜかセンタースタンド無し。要メンテナンススタンドです(涙)
また、両方向にでている二本出しチャンバーのため、チェーンを洗うのが一苦労です(泣)
　あと、とにかく荷物がのりません。ﾊﾞｯｸも付けにくいですし。
NS-1(メットインスペースがあるバイク)に乗っていた僕としては非常につらいです。

　また、たしかに燃費はちょっとわるいですね。
1Lあたり10kmです(泣)車と変わりません。
ただ2stであるのでしかたないと割切ります。
それぐらい2stは楽しいバイクだと思います。

　｢2stは走らせて楽しい、4stは乗って楽しい」というのが僕の考え。
もちろん4stは走らせても楽しいですよ。

　とにかく、楽しいバイクだと思います。
なんでも出来る、万能2stバイク。
もちろんそれに適した改造は必要ですが・・・
ただ浪人生のサイフにはつらいですねぇ・・・(苦笑)

一言
でもやっぱり昔のバイク。
自分で乗るならともかく、人にはあまり進められません。
2st好きな人は別ですよ〜♪

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